精神科学教室 活動報告

パーソナリティ障害の事例検討の書籍が出版されました

2020.05.19

福村書店より、林 直樹・野村俊明・青木紀久代編著「心理療法のケースをどう読むか? パーソナリティ障害を軸にした事例検討」が出版されました。元々、症例検討会の記録を本にするという企画だったということですが、林教授としては、症例検討会というものを捉えなおす視点をこれに盛り込むことができたと考えているそうです。この本には全体で9症例が取り上げられていますが、その中に 当科の三宅医師、江村医師の報告も含まれており、いずれも当科の入院患者さんをモデルにしたものです。三宅医師報告では、治療者と患者さんの半端ではない苦労がリアルに記述されています。そこからは、個々の患者さんとの関わりが精神科医の成長(変化)の契機となっていることが感じさせられます。対照的に、江村医師の遁走症例はスムーズに経緯しています。他にも、人格交代、心因性疼痛、恋愛トラブルなど、結構毛色の変わったケースが報告されています。ご興味のある方は是非お手に取ってみて下さい。

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