精神神経科学講座 同門会 会員専用ページ
第15回同門会会報2016年11月
挨 拶
同門会会長 利田 周太
今年は天候不順で台風が頻回に接近・上陸し、熊本地震、鳥取地震と天変地異を感じさせる1年でした。診療報酬、医療費の改定も天変地異同様、嵐が吹きまくっております。病院・診療所で診療されている先生方は大変苦労していることと存じます。天変地異が去り、それを乗り越えたあかつきには幸せな生活が待っていると思います。
本年度も第15回の帝京大学精神神経科同門会が11月5日に開催されます。池淵 恵美主任教授をはじめ、現役の医局員の先生方に御礼を申し上げます。同門会総会・フォーラムでは赤穂理恵先生に「女性医師の育ち方・育て方」、林直樹教授に「病棟や外来での医療の現状」、栃木衛准教授に「研修医教育・学生教育の発展」とそれぞれ現場の先生方に講演して頂きます。また、多くのOB・OGの先生方からも当時の医局の思い出話などもあり、楽しみにしております。故郷の回帰と考え、思う存分楽しみましょう。
本年度も藤山直樹先生の精神療法セミナーを始め、集談会が開催されました。それぞれ日常臨床に役立つ内容でした。集談会も含め、帝京大学精神神経科同門会会員からのお知らせをホームページで告知致しますので、皆様是非、帝京大学精神神経科学教室のホームページにアクセスを宜しくお願いします。
嬉しいニュースとして、本学出身の赤羽晃寿先生が病院准教授に昇任し、本年度も新しい入局者を5人迎えました(新入教室員の紹介を参照)。医局が更なる発展するものと期待されます。
今後の諸先生、諸先輩方の御健康、御発展を心からお祈り申し上げます。
教室報告
同門会の先生方の
ますますの発展をお祈りしています。
同門会幹事長 池淵恵美
同門会の諸先輩におかれましては、お元気にご活躍されていることと思います。いつもご支援いただき紙面を借りて感謝申し上げます。
今年は医局に全部で5人の新人を迎えることができました。助教1名、後期研修医1名(去年5人も入ってもらえた反動か、今年はさみしかったでした)、精神保健福祉士2名、臨床心理士1名です。5人ともやる気と実力と人柄を兼ね備えた、有望な若者ばかりです。それぞれの人たちから自己紹介やご挨拶がありますので、ぜひご覧になってください。
多くの大学病院では相変わらず新人の確保に苦労しており、地方の国立大学では大学病院全体で新しく入植希望者が10人以下というところが複数あります。帝京大学は研修医の枠が今年は37人で、結局34人が来春から研修開始が決まり、マッチ率は各大学のなかでも上位です。34人というのは私立大学の中で決して多い方ではありませんが、しかし帝京生が母校を選んで残ってくれていることはありがたいですし、もっと厳しい大学も結構あります。せっかく帝京を選んでくれている人たちに、よい臨床研修を提供し、実力とまごころある医師に成長してもらい、その中で精神科にも興味を持ってもらえるように、精神科全体で力を合わせて努力しています。
昨年より、林教授・栃木准教授の尽力で、病棟でチーム制を導入し、参加型学生実習が始まりました。チーム制になってから、助手が後期研修医を、後期研修医が前期研修医を教える、いわゆる屋根瓦方式がうまく機能するようになっています。ここにさらに医学生が加わっていますが、「教えることは自分が学ぶこと、チーム同士の助け合い」という精神で、後期研修医や助手の人たちの力が大きいですが、学生さんの評判が上々で、おかげで学生実習にもやる気が出ます。
大きい変化として、精神科運営会議を設け、職種を問わず、役職を持っている人たちに月1回集まってもらい、精神科全体の運営について意見交換するようになりました。主に効率的な運営や、「人」の問題、経営の問題などを話し合う場ですが、率直な意見交換ができていると感じます。新たな精神科を創造していくための、幹部たちの貴重な相談の場であると思います。
病棟では、昨年より13:1看護を達成しましたので、おかげで診療報酬も少し伸びました。在院日数の縛りがあり、急性期病棟への衣替えを図るべく、退院支援機能の強化や、社会生活支援の強化に向けて、病棟活動再編の努力中です。病棟は残念ながらどうしても中堅が巣立って行ってしまいますが、男性看護師が増え、危機対応などの勉強や治療抵抗性の患者さんたちへの病棟でのケアに腐心してくれています。大学全体で、「二人主治医制」という名称で、地域との連携を促進していますので、当科でも近隣のクリニックなどから積極的に入院患者を受け入れて、また地域に戻していく方向で動いています。実際のマネジメントは栃木衛准教授が担当して、迅速かつ丁寧な対応をしてくれていますので、同門の先生方におかれましても、当科への入院希望がある場合には遠慮なくご連絡ください。
伝統あるリエゾンチームも活躍しています。帝京大学病院の規模からして、リエゾンチームの担当者が少ないことが悩みだったのですが、診療報酬の追い風を受けて、医師・看護師・精神保健福祉士からなるリエゾンチームを創設することになり、赤羽医局長を中心に準備しています(精神保健福祉士が合計3名になります)。自殺企図後のケアやせん妄状態の人の管理などに力を発揮することになると思います。またそれにより、合併症医療の体制が整うことから、精神科病棟に大きな診療報酬の加算がつくことになるので、とても助かります。また1名松村医師が救急科に出向して、常時救急医療の場でのリエゾンをやってくれているのも、精神科自体の負担がずいぶん軽くなる理由になっています。
デイケアでは、3年間の厚労省の研究費を受けて、認知機能リハビリテーションと就労支援や、アウトリーチサービスに取り組み、成果を上げてきました。誌なしこの間、デイケアへの様々な縛りが厳しくなっており、苦労もあります。今の状況に合わせて、デイケアも再編していく必要があるだろうと思っております。伝統のある、患者さんたちがみな社会に巣立っていく、力のあるデイケアですので、ぜひ利用を希望される方がおられましたら、ご紹介いただけたらと思います。
大学院生を軸に臨床研究に取り組んでいますが、病棟では様々な症例を経験しますので、後進への貢献として症例をまとめて発表していければよいと考えています。こうした研究を基盤に、毎年学位を取る人が着実に出ていることも、教室の大切な役割と考えています。
来年度の朗報として、児童精神医学を担当できる方をお迎えする準備をしています。
今年は専門医制度で揺れた1年でした。精神神経学会は来年から実際に新しい専門医養成プログラムで実行することが決まりました。当科でもその方向で準備しています。基幹病院と連携病院とで施設群を作り、専門医を目指す人たちはその中で研修を3年間行うシステムです。連携病院を引き受けてくださった先生がたには感謝申し上げます。同門の先生方の病院に人材を派遣することについても、基本的には新しい専門医制度のプログラムに沿って行うことになります。今まではなかなか人を派遣したりできないことからご迷惑をおかけしてきましたが、今後は専門医のプログラムに沿って行うことが増えると思いますので、また詳しくご説明させていただければと考えています。
幸いなことに、少しずつまた人が育ってきていますので、どうか長い目で温かく見守っていただければと思います。末尾になりますが、同門の皆様のますますのご発展を祈念しております。

帝京大学医学部附属病院12W病棟の近況
病棟医長 林 直樹
帝京大学医学部附属病院12W病棟は,今日の医療の中でさまざまな役割を果たすことが求められています。まず,大学病院の精神科病棟として機能しなければなりません。そこでは,病院全体のサービスであるリエゾン精神医学の拠点となる必要があります。また,地域精神科医療における入院治療の担い手としての役割があります。さらに,その中で私たちは,患者さんや家族に喜んでいただける医療を実践し,12W病棟を教育,研究の場として活用しなくてはなりません。
この12W病棟の近況報告では,病院の統計や2013年9月末から機能している退院患者データベースに基づいて,I. 12W病棟の最近の診療実績,II. 入院患者の診断など臨床的特徴,III. 12W病棟の今後の課題についての検討をお示ししたいと思います。
12W病棟の最近の診療実績
帝京大学病院の12W病棟の入院受け入れ患者は,2013年度 89例,2014年度 135例,2015年度 191例,2016年度半期(9月までの半年間) 88例と順調に増加しています。
平均在院日数の推移を図1に示します。平成27年8月から適用されている13対1入院基本料の施設基準では,直近3ヶ月の平均在院日数が80日以下(図中の赤い太線以下)であることが条件となっています。12W病棟の平均入院日数は,施設基準を十分維持できるレベルに保たれています。

他方,ベッド利用率の改善はまだ十分ではありません。ベッド利用率は,平成25年度 56.3%,平成26年度 66.4%, 平成27年度 64.2%でした。この状況に対しては,12W病棟の隔離室・個室を増やす,看護スタッフの人員を充実させるといった対策を進めなくてはならないのですが,地道に入院受け入れ患者数を増やしてゆくことがもっとも基本的な対策になるでしょう。

II. 12W病棟の入院患者の特徴
ここでは,2013年9月28日から2016年10月6日までに12W病棟から退院した患者データベースに登録されている患者440例の人口統計学的特徴や診断などの基本的データをお示しします。表1は,その性別,平均年齢,平均入院日数です。女性が男性の約2倍であり,男性よりも平均年齢が高いことが認められます。
表1. 入院患者の性別,年齢,入院日数
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人数 |
平均年齢(入院時) |
平均入院日数 |
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男性 |
144 |
46.2 |
79.4 |
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女性 |
296 |
51.1 |
72.8 |
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合計 |
440 |
49.5 |
75.0 |
図3は,入院患者の入院形態を示します。任意入院が圧倒的に多いことが分かります。

表2は,入院患者の診断(合併診断を含む)です。入院者数の多い診断は,気分障害,統合失調症をはじめとする精神病性障害,神経症性,ストレス性,身体表現性障害,器質性精神障害と続きます。
表2. 12W病棟入院患者の退院時診断
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症例数 |
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症例数 |
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F0 器質性精神障害 |
44 |
F5 生理的・身体的要因に関連した行動症候群 |
15 |
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F1 物質使用障害 |
13 |
F50 摂食障害 |
14 |
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F2 精神病性障害 |
129 |
F60 パーソナリティ障害 |
18 |
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F20統合失調症 |
100 |
F7 知的障害 |
10 |
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F3 気分障害 |
144 |
F8 発達障害 |
11 |
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F32, F33 うつ病 |
103 |
F9小児・青年期に発症する行動・情緒の障害 |
3 |
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F31 双極性障害 |
40 |
G40てんかん |
8 |
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F4 神経症性,身体表現性障害 |
74 |
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F40恐怖症 |
3 |
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F41その他 |
12 |
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F42強迫性障害 |
10 |
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F43ストレス反応 適応障害 |
30 |
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F44解離性障害 |
9 |
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F45身体表現性障害 |
8 |
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III. 12W病棟の今後の課題
まず,病棟スタッフの交代を報告します。平成28年4月,看護師長の交代がありました。それまで勤務していた佐藤道子師長は,現在,産婦人科師長となって張り切って仕事をしています。新任の佐藤真由美師長は,かつて精神科病棟に勤務していた経験があり,何の違和感もなく看護スタッフをリードしています。他の変化としては,平成28年4月から不在だったケースワーカーとして新しい精神保健福祉士を迎えることができました。治療チームの大事な部分を担っていただくことになります。
今後私たちは,病棟機能をいっそう高めていかなくてはなりません。病床利用率の向上を妨げている要因の一つは,隔離室・個室の不足です。現在の12Wの47床の内,個室5床,隔離室2床ですが,ほとんど常時いっぱいとなっていて,全身管理を必要とする身体合併症のある患者や,隔離室を必要とする医療保護入院患者の応需に困難が生じています。現在,病院管理スタッフとの間で多床室を個室に改造する交渉が進められています。病室の改装には大変な費用がかかるのですが,病院事務の試算では,平均稼働病床数を1.5床増加させると,4年余りで減価償却できるということですので,十分に実現可能なプランです。
看護スタッフの人員増については,収益増による後押しが実現には必要です。12W病棟では,平成27年8月から15対1看護の入院基本料から 13対1看護のものに移行して大きな収入増となっています。さらに今後,精神科リエゾンチーム加算を請求できるようにするなどの収益増の努力を続けたいと考えています。
レジデントの教育は特に優先度の高い12Wの課題です。現在,7人のシニアレジデント(他に1人が関連病院で修行中),および1-2人の1-2ヶ月ローテーションのジュニアレジデントが勤務して,30人余りの入院患者を分け合って診療しているという状況です。レジデントの皆さんは,さまざまな症例に恵まれて,密度の高い経験をしています。ここでは,連携している医療機関の先生方からの紹介で,彼らが豊かな臨床経験を積むことが可能になっていることに深い感謝の念を表したいと思います。
私たちはまだ,多くの問題に直面してその解決のために苦闘しているという状況ですが,治療スタッフ同士の協力や相互の研鑽によって力をつけて,地域の医療機関との連携の実績を積み重ねることによって課題を達成することができると信じています。今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

病棟活動の一つハロウィンの準備です。
患者さんもスタッフも一緒に楽しみます。






帝京大学ちば総合医療センター
メンタルヘルス科の紹介
ちばMC主任教授 白山 幸彦
はじめに
帝京大学ちば総合医療センター・メンタルヘルス科は現在3名の常勤医師を中心に、3名の非常勤医師、2名の非常勤臨床心理士の援助を得て、精神科臨床、医学教育、研究活動、を行っております。外来診療のみです。地域の中核である総合病院の精神科として、患者さんのニーズに応える医療を提供できるよう努力しております。平成28年度後半の現状についてお知らせします。
臨床
臨床は精神科病棟をもたないために外来診療が主体となっており、初診は、初診担当医を設け平日午前9時から午後2時半まで来院当日診察可能な体制で行っております。地域の中核となる総合病院であるため、症例は多岐にわたっています。具体的には不安障害と気分障害の患者さんが多いです。近年、社会の高齢化において増加している認知症に関しては、他科との協力体制を築いており、記憶症状が主症状の方は、リハビリテーション科、神経内科、脳外科が担当する「物忘れ外来」を受診していただき、当科は周辺症状や併存精神症患がある方を診察しています。脳外科や神経内科からの器質性疾患の認知機能精査目的の紹介患者さんについては、知的機能検査、神経心理学検査を用いて評価を行っています。また、逆に児童・思春期症例にもニーズが高まっており、小学校高学年、中学生の児童・思春期の患者さんを少しずつ診るようにしています。(時間がかかりますので枠をしぼっています)。当科では薬物療法が主体となっておりますが、精神療法には皆興味をもっており努力しています。また、臨床心理士と連携しながら、必要に応じて認知行動療法やカウンセリングなどの非薬物的治療も導入しています。院内他診療科からのコンサルテーションがあれば、共同で問題解決にあたれるよう体制を整えており、緩和治療にも参加しています。
余談ですが、「物忘れ外来」に50代の方がきて、どうも違うようだがと当科に紹介される患者さんに、アスペルガーらしき方やADHDの方がいました。うつ病疑いの方は近隣の精神科クリニックを訪れる方が多くなったのか、当科への受診は減り、適応障害や発達障害が増えた気がします。うつ状態を訴えてくる患者さんもインターネットで調べてから来院される方がおります。統合失調症疑いの方も、初発軽度の方が多くなり、診断がむずかしくなりました。いずれの外来でも同様と思いますが、精神科単科病院の統合失調症中心とは違った内容と感じます。
統合失調症、うつ病のオーソドックスな疾患に、発達障害や適応障害が加わり、今更の勉強が必要になっていると感じており、それぞれが努力しているところです。
教育
教育活動として、通常の講義、ベッドサイドラーニング(BSL)の医学部学生の受け入れに加えて、学部6年生時のベッドサイドクラークシップ(BSC)の配属先としても協力の体制を整えています。BSCでは精神科臨床実習として、一段踏み込んだ経験ができるよう、学生には新患の診察に参加出来るようにしています。
初期臨床研修医に対する教育に関しては、当科のみでは外来での研修しか行えないため、精神科救急症例の経験ができません。そこで初期臨床研修医の先生には、一定期間、地域の医療機関にお願いして、精神科救急症例、入院症例(統合失調症、気分障害、認知症)、慢性期医療などを経験できるよう工夫しております。
研究
研究活動は、臨床研究が中心です。うつ病患者のMR spectroscopyを用いて脳代謝産物の研究を放射線部のご協力を得ながら行っております。また、神経科学的解明のために千葉大学と共同で動物実験(うつ病モデル動物とレジリエンス)もやっています。
さいごに
少人数の医局ですが、スムーズに運営されています。以上、簡単ですが当科の紹介をさせていただきました。今後とも変わらぬご支援の程、宜しくお願い申し上げます。最近の写真を添付します。


報告
赤羽晃寿先生の病院准教授昇任をお祝する会
赤羽先生祝賀会事務局長 渡邊 由香子
平成28年5月14日(土)18時半より、ホテルメトロポリタン(2F曙の間)にて「赤羽晃寿先生の病院准教授昇任をお祝する会」が行われました。
赤羽晃寿先生は帝京大学医学部医学科19期生で、本学の卒業生として平成22年当教室の講師に初就任したのに続き、今回の病院准教授に就任も初の快挙であり、池淵恵美主任教授をはじめ医局員一同で祝賀会を企画いたしました。
当日は同期生、同窓生、野球部関連の先生方等赤羽病院准教授にゆかりのある先生方、帝京大学医学部精神神経科同門会の先生方 約110名のご参加のもと和やかな雰囲気の中で医学部病院准教授昇任のお祝いの会となりました。

精神神経科学講座主任教授 池淵恵美先生の開宴のお言葉と元精神神経科主任教授/帝京大学名誉教授/神経研究所附属晴和病院顧問/土田病院特別顧問 広瀬徹也先生の乾杯の御発声により、祝宴に入りました。

お忙しい中ご列席頂いたご来賓の方々を代表して、各先生方より御祝辞を頂戴致しました。



帝京大学医学部1期生/帝京大学精神神経科同門会会長/周愛利田クリニック理事長・院長 利田周大先生からは暖かいお祝辞をいただきました。
元帝京大学溝口病院第4内科主任教授/湘南鎌倉総合病院消化器病センター センター長 賀古眞先生は懐かしい卒業式の写真をお持ちいただき思い出を語って下さいました。









赤羽先生を囲んだお祝い輪が会場あちらこちらに広がり、お祝いムードが盛り上がった宴たけなわのところで、今後のより一層のご活躍を祈念して、医局員一同からのお祝いの花束の贈呈が行われました。


赤羽先生より感謝の言葉と今後の抱負のご挨拶がありました。

精神神経科教授 林直樹先生の閉会の言葉の後、参加者全員による写真撮影が行われ、21時にお開きとなりました。

同門会員の近況
児童養護施設の嘱託医や里親支援の研究会の理事など福祉関係の仕事で忙しくしています。
開原 久代
(11月5日の総会は)日本精神分析学会のため欠席いたします。
池田 政俊
大内病院でなんとか働いています。http://www.oouchihp.net/
伊藤 拓
開業1年が過ぎあわただしい日々をおくっています。
みさわの森クリニックhttp://misawanomori.byoinnavi.jp/pc/index.html
植西 利通
お知らせいただきありがとうございます。
準備委員の先生方お疲れ様です。皆様にお目にかかるのを楽しみにいたしております。
江渡 篤子
来年の春までに産業医の資格を取得したいと考えています。(11月5日総会)当日はその講習会のため欠席します。
次回お会い出来るのを楽しみにがんばります。
小川 杉子
脳梗塞にて療養中です。
風祭 元
毎月第1土・日は土田病院の当直です。
残念ですが欠席します。ご盛会、お祈り申し上げます。
佐々木直哉
元気にやっております。
篠原 隆
土曜日は常勤日で、東京駅着が20時前後になることが多く、参加できず申し訳ありません。
鈴木 英世
さいたま市、埼玉県の地域精神科医療を継続して行なっております。
与野中央病院http://www.yonochuoh-hosp.or.jp/
関場 秀高
働く世代の人達の援助を中心に、横浜駅から3分の所で開業し、20年が経過しました。
横浜メンタルヘルスクリニックhttp://www.ac.auone-net.jp/~ymhc/
田口 秀明
時々非常勤の仕事をしながら無事に過ごしております。
竹内 龍雄
早いものでこの12月で開院して5年となります。
開院時より今回まで同門の先生方には本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。
この度、法人化しましたが、内情は何も変わっていません。今後ともよろしくお願い申し上げます。
赤羽こころの森クリニックhttp://www.akabane-kokoro.com/
坪倉 正明
毎々お世話様です。
花塚 一弥
就労支援の事業所をいくつか改組しました。
ピアスタッフを養成することを目的とした事業所を始動させました。
ひだクリニックhttp://www.hida-c.com/index.html
肥田 裕久
磯ヶ谷病院にて日々地域医療にまみれています。http://isogaya.aicomp.jp/ideal.html
日野 俊明
晴和病院での外来診療は今年末で終了します。http://www.seiwa-hp.com/
広瀬 徹也
医療法人渕野会淵野病院院長に就任(平成28年4月1日より)
http://www.fuchinokai.or.jp/fuchino/index.html
渕野 和子
平成28年4月1日より医療法人渕野会理事長就任。http://www.fuchinokai.or.jp/
渕野 勝弘
医療法人渕野会淵野病院副院長に就任(平成28年4月1日より)
渕野 由佳
清川病院(高円寺駅徒歩6分)の増床や、あるふぁ国立(国立府中センター内)の併合で、当グループの総ベッド数は735床です。
新施設は必ず着地させてから次に進みます。
http://www.kasugai-reha.com/
村田 憲一
元気にやっております。
李 一奉
昨年より青木病院で認知症疾患医療センターの仕事を中心に勤務させていただいています。
唐沢佐和子
11月5日(土)東京精神医学会主催の第23回生涯教育研修会に出席しなければならないために、今回の同門会には欠席とさせていただきます。
小林 暉佳
おかげ様で、無事に出産いたしました。
様々にご配慮頂き、ありがとうございました。
多田真理子
新入局員の紹介
自己紹介
助教 金田 渉
2016年4月からお世話になっています、金田涉(かなたしょう)と申します。私は平成19年に東京大学医学部を卒業し、公立昭和病院での初期研修を経て、東京大学精神神経科に入局しました。都立多摩総合医療センター(旧称:都立府中病院)、東京大学医学部附属病院などで、臨床医としての研鑽を積んでまいりました。東大病院時代には、現在は帝京で准教授を務めておられる栃木衛先生と、病棟チームで中ベン−オーベンとしてご一緒させていただき、熱心にご指導をいただいたことが思い出されます。
大学院では、思春期のこころ発達(自己制御)に興味を持ち、地域住民を対象とした大規模疫学研究である「東京ティーンコホート(TTC)」に参加し、疫学研究を行ってきました。研究はもちろん、予算をいただいてTTCのプロモーションビデオを作成したことも良い思い出です(http://ttcp.umin.jp/)。はじめて触れる疫学研究の世界は精神科臨床とまるで勝手が異なり、さまざまな困難もありましたが、笠井清登先生(東京大学精神科)のご鞭撻のもと、どうにか学位を取得することができました。
大学院卒後のキャリアについて考えていたところ、教育センター兼任という形で池淵恵美先生にお声をかけていただき、帝京に赴任することができました。お世話になり初めてまだ半年ですが、医局の先生方からあたたかいご配慮・サポートをいただき、ようやく環境に慣れてくることができました。同門の諸先輩方のおかげでこのアットホームな雰囲気が作られてきたのだと思います。非力の身ではありますが、臨床業務や後輩指導はもちろん、かねてから興味のあった医学教育にも取り組みつつ、教室の発展に少しでも貢献できるよう励んでまいります。ご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
体育会系精神科医として
ちばMC助教 吉野 晃平
2016年10月より帝京大学ちば総合医療センター メンタルヘルス科にて助教として勤務しております吉野晃平と申します。
私は平成20年に千葉大学医学部を卒業し、千葉大学病院での研修を経て国保旭中央病院、袖ヶ浦さつき台病院など主に総合病院での精神科勤務を行ってきました。これまでの病院自体の特色もありますがゆっくりと治療をするというよりは大変な状態の患者さんをなるべく早く良い状態に持っていくべく薬物は当然として家族への関わりなども積極的に行ってがちゃがちゃと治療をしていくタイプです。症例としても様々な経験を積ませていただき、拒食症で措置入院を要した方、荒廃状態に見えるレベルから減薬で改善した方、発達障害でクレーマーになってしまった方などの治療に当たらせていただいたのは大変勉強になりました。
個人的には運動をこよなく愛し現在も晴れている日は千葉市から職場の市原まで片道20kmを自転車通勤しています。精神科医の仕事はやはり感情労働で自身のメンタルへの影響が大きいと感じますが、行き帰りの運動のおかげで仕事とプライベートの区別が付くようになり診療の安定度が向上していることを実感しています。そのため学会があまり好きではない私にしては珍しくスポーツ精神医学会という小さな学会に入れさせていただいたりもしています。他には空手、水泳、ゴルフ、トライアスロン少々などをやり10月23日は人生初のフルマラソンを走ってきました。
精神というと脳ばかりが注目されがちですがやはり心と全身がつながっておりそのバランスを取る方法を患者さんと一緒に考えていかなければいけないと思っています。
モットーは「鉄は熱いうちに打て、それで駄目なら冷めてもコツコツ打ち続けろ」です。
それでは、今後のご指導宜しくお願い致します。
五里霧中
後期研修医 森岡 久雄
初めまして。本年度4月より帝京大学付属病院精神科に入局しました森岡久雄です。香川県出身でこよなくうどんを愛し、週に5回うどんを食べることが普通だと思っていました。東京に来てうどん以外に美味しいものがたくさんあることを知りました。もう既に8年経ち、東京の生活にも慣れました。地元に帰省した際には東京に魂を売った男と揶揄されています。しかし、母校の帝京大学で先輩方からご指導を頂ける環境に感謝しています。精神科に入局した理由は元気のない人を勇気づけたいと思ったからです。「そこに存在するだけで人を勇気づけられるようになりたい。」これは私が衝撃を受けた言葉でした。この言葉を聞いて凄いと感じたと同時に私もそうなろうと決めました。現在、患者さんと向き合うときはこの言葉を自分に言い聞かせています。まだまだ精神科医として未熟で霧の中を手探りで進んでいる状態ですが、少しずつ成長できればと思っています。これからどうぞ宜しくお願い致します。
自己紹介
精神保健福祉士 中西璃莉
今年度より精神神経科に入局致しました精神保健福祉士の中西璃莉と申します。現在メンタルヘルス科デイケアで、右も左も分からず勉強の毎日のなか先輩方の丁寧なご指導のもと日々業務に励んでおります。
私が精神保健福祉士になりたいと思ったのは大学も3年になる頃です。ゼミの教授のもと精神保健福祉を学びその奥深さに驚き、また難しさを感じました。帝京大学病院への就職に際し、初めてゼミの教授から話を頂いた時は、難しく繊細な分野である為に私では力不足で身に余ると思いました。しかし教授と何度か面談を重ね、新人のうちに高度な臨床現場で経験を詰める事は大変貴重なことであると考え、不相応ながら挑戦させて頂こうと志願しました。今はこの機を活かし地道に努力していきたいと思っています。
仕事を始めてみてやはり悩むことが多い日々ですが、経験を積み重ね邁進して参りますので、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
「自己紹介」
臨床心理士 小關 貴之
今年度から、臨床心理士の非常勤職員として、週4日勤務することになりました、小関貴之と申します。これまでは、山梨県の韮崎市にある、韮崎東ヶ丘病院に6年間勤務してきました。それ以外に、現在も継続していて7年目になる、山梨県のスクールカウンセラーとして、韮崎市の小学校と中学校で働いているので、韮崎市という狭い地域で、小学生から老人の方まで、比較的幅広い方々と関わって来たと考えています。それ以外には、昨年度から韮崎市のいじめ対策委員会の委員もやっています。修士の大学院~博士の1年目の3年間は、山梨大学医学部附属病院の麻酔科の実習生としてお世話になり、緩和ケアチームに関わらせていただいていたなかで、精神科でも陪席など入らせていただいていたので、急性期病院の経験はゼロではありませんが、1から学ばせていただくつもりで、頑張って行きたいと思います。
これまでの研究は、緩和ケアに関わるもの(http://ci.nii.ac.jp/naid/40019977647や、http://ci.nii.ac.jp/naid/40020905720、そして、http://ci.nii.ac.jp/naid/40020905766)と精神分析的心理療法に関わるもの(http://ci.nii.ac.jp/naid/40020763904 )などですが、博士の研究テーマは、「精神科における、QOLの視点に基づいた、心理臨床的関わり」でしたので、幅広く、色々な視点をもって、今後も精神科臨床に取り組んでいければと思っております。よろしくお願いいたします。
初めまして
医局秘書 秋澤 恵子
現在、医局秘書として週3回お世話になっております秋澤と申します。
親戚の精神科診療所事務を手伝って以来、精神医学への興味が続いております。
都内の病院や診療所での医療事務を経て、このたびご縁あり今春よりこちらの精神神経科医局で働かせていただくこととなりました。どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします
医局秘書 河野 由妃
このたび、池淵先生よりご縁をいただき4月より医局秘書として勤務しております河野由妃と申します。
毎週水曜・木曜の2日、高校時代の友人でもある秋澤さんと交代で勤務しております。
改正派遣法の関係上3年間という期間限定ではありますが、精一杯務めたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
精神神経科学講座(板橋)メンバー
(平成28年11月5日現在)
常勤医 (16名)
主任教授・診療科長・デイケア担当 池淵 惠美
教授・病棟医長 林 直樹
准教授・病棟副医長・教務担当 栃木 衛
リエゾン緩和ケア担当
病院准教授・医局長 赤羽 晃寿
助教 金井 理恵
助教・外来医長 渡邊 由香子
助教(ER出向) 松村 謙一
助教 金田 渉
助手 押久保 岳
後期研修医・大学院生 矢倉 朱緒
後期研修医 三宅 浩司
後期研修医 中込 翔
後期研修医・大学院生 井川 春樹
後期研修医・大学院生 佐藤 研一
後期研修医・大学院生 渡邊 公聡
後期研修医 森岡 久雄
常勤職員
臨床心理士 海野 有希
作業療法士 納戸 昌子、吉田 久恵
條川 佐和(リハビリ科所属)
小泉 由貴子
精神保健福祉士 斎藤法子、中西 莉璃
病棟薬剤師 御澤 勝将
池淵教授秘書 安永 敦子
非常勤職員
客員教授 安西 信雄、鈴木 幹夫、
非常勤講師 青木 浩子、赤穂 理絵、市川 郁夫、
漆原 貴子、金生 由紀子、徳永 太郎、多田 真理子
非常勤医師 伊藤 令、遠藤 眞実、汐月 治美、
坪倉 正明、永嶋 弘道、秦 孝憲、
初瀬 記史、山口 大介
臨床心理士 小關 貴之
医局秘書 秋澤 恵子、河野 由妃





