精神神経科学講座 同門会 会員専用ページ
第16回同門会会報2018年11月
挨 拶
同門会会長 利田 周太

この度は、第16回帝京大学精神神経科同門会が11月17日に開催されます。池淵 恵美 主任教授をはじめ、現役の医局員の先生方に感謝を申し上げます。同門会総会・フォーラムでは淵野 勝弘先生に「これからの精神科」、篠原 隆先生に「医局の思い出 1983-1990~当時の『食』、あの店、この店~」と、将来の精神科医療、ならびに医局の思い出に関して講演して頂きます。また、同じ帝京大学精神神経科の医局に在籍したことのある多くのOB・OGの先生方からの近況、当時の思い出話などを楽しみにしております。
昨年8月に帝京大学精神神経科初代主任教授でありました風祭 元先生、本年5月には松下 昌雄先生が相次いで亡くなり、ここ数年悲しいニュースが続いております。我々がお世話になりました先生方を失い、在りし日の姿を思い出す日々です。先生方のご冥福をお祈り致します。
本年度は新入医局員を3名迎え、医局員が19名の体制で帝京大学医学部附属病院精神神経科を運営しております。医局が更なる発展するものと期待されます。
また、本年度も藤山直樹先生の精神療法セミナーを始め、集談会が開催されました。5月22日、10月23日には近隣の病診連携を行っている医療機関の先生方も招いて、いたばしこころの連絡会を開始しました。それぞれ日常臨床に役立つ内容でした。今後の集談会も含め、帝京大学精神神経科同門会会員からのお知らせをホームページで告知致しますので、皆様是非、帝京大学精神神経科学教室のホームページにアクセスを宜しくお願いします。
今後の諸先生、諸先輩方の御健康、御発展を心からお祈り申し上げます。
同門会誌発刊に寄せて
同門会幹事長 池淵惠美
恒例の同門会の季節がやってまいりました。同門の先生方におかれましては、お変わりなくご活躍のことと思います。
今年は異常な猛暑とひき続く台風があり、また何かと災害が多い年でしたけれども、精神神経科学講座の教室員一同、何とかつつがなく毎日を過ごしております。これもひとえに同門会の諸先輩のご支援のたまものと感謝しております。
今年の新しいことの一つとして、「いたばしこころの連絡会」を始めました。これは、診療面で近隣の先生方・同門の先生がたと、帝京大学をつなぐ試みで、昨今、大学病院は地域とつながって貢献しなければ成り立たなくなってきていることが背景にあります。エキスパートの講師のご講演や、帝京大学の診療情報の提供、ご紹介いただいたケースの症例報告などに続き、懇親会を行いまして、診療に携わる若手の医師と地域の先生がたとの顔がつながればと希望しております。また次回が決まりましたら、開催案内をホームページに載せますので、お時間があればぜひお越しください。大学病院内、もしくは池袋近辺での開催となっております。
今年のもうひとつの新しいこととして、新専門医制度の第1期生として3名が入局してまいりました。研修内容は大きく変わるわけではなく、おなじみのオーベンについての病棟研修からスタートしています。違っているのは、病棟全体を2チームでカバーしていることで、メディカルスタッフが増えたことと併せて、チーム医療が定着してまいりました。診療報酬の関係もあり、このところの平均在院日数は40~60日程度で推移しています。かつては半年在院の方も当たり前でしたので、その点も様変わりして、精神科定番の病棟活動も、急性期病棟使用に改変しています。昔の病棟を知っているものとしては、今のスタイルはよい点・今一つと感じる点の両方がありますが、時代の流れですので、のっていくしかないかと思っています。
時代の流れといえば、若手の医師の中では3種の神器(指定医・専門医・学位)という言葉があるそうで、かつてののんびりした帝京の医局では、皆取得に時間がかかっていたのですが、最近は指導医層ががんばって励ましていることもあり、入局3年目、4年目くらいで3種の神器をとることが一般化してきて、資格取得の報告が増えています。これも連携病院の先生方のご協力あればこそで、ありがたいことです。医局にのんびり残って、好きな学問や研究をするという風潮はなくなりつつあるように感じられ、そこは残念であり、こちらが努力して、大学でなければ学べないことを作り出していく努力が必要ではないかと感じています。
昨年の同門会は、「風祭先生を偲ぶ会」に振替させていただきました。おかげさまでしんみりした中にも心温まる交流があり、よい会でした。同門会総会でも報告いたしますが、同門会の会計の中から、記念誌を発行させていただきました。ご了承いただければと思います。今年は松下昌雄先生の訃報も聞かれ、残念なことでした。
来年はまた、医学教育改革や、臨床研修改革などもあり、また忙しい年になるように思います。同門の先生方もどうかご健康に気を付けていただいて、私どもをご鞭撻いただければ幸いです。
平成30年10月
帝京溝口精神科の近況
科長 張 賢徳
1973年に開設された帝京大学溝口病院ですが、長年の念願が叶い、2017年5月に新病院に移転しました。移転前も田園都市線高津駅から徒歩数分と極めて近かったのですが、移転後は高津駅直結と言ってもいいほどの近さになり、さらに「通いやすい病院」になりました。病床は400床のままで、精神科はこれまで通り無床ですが、身体科の入院患者数が増えるに従い、当科へのリエゾン依頼も増えてきています。緩和ケアチームの活動も少しずつ始まっており、当科も参加しています。
当科には精神科病床がありませんが、近くに単科精神病院が複数あり、連携を組んでいますので、一般の精神科臨床も十分に行えます。今年度から新専門医制度が始まりました。当科は基幹病院になり、近隣のハートフル川崎病院、東横恵愛病院、江田記念病院と連携し、1年に専攻医3名を受け入れる体制を敷いています。今年度は日原雄一先生、渡辺直樹先生の2名が専攻医として入局してくれました。二人とも本学の卒業で、当院で初期研修を終えました。今は二人とも熱心に臨床に取り組んでいます。
当科の常勤メンバーは私のほか、医師は玄東和先生、諸井振吾先生の2名、そして水野康弘臨床心理士です。毎週金曜日夜は症例検討会、月曜日夜は精神療法勉強会を行い、常勤メンバーに加え、非常勤医師と専攻医も参加し、和気あいあい勉学に取り組んでいます。
川崎市内での研究会や、行政と連携した地域活動や調査にも参加しています。皆で協力して地域貢献を果たしながら、医局としても発展していきたいと思っています。今後ともよろしくお願い申し上げます。
同門会員の近況
とくに変わりなくすごしています。
伊藤 拓
慌ただしい日々をおくっております。
今年は(同門会総会に)参加したかったのですが残念です。
植西 利通
平素より大変お世話になっております。
皆様にお目にかかるのを楽しみに致しております。
江渡 篤子
13期生 卒業後30年(平成元年卒)で初めての同窓会が行われ、50人以上が出席しました。大盛況でした。
遠藤 眞実
元気でやっています。
小川 杉子
元気に仙台で働いております。
月~木においでの際 御連絡下さい。
菅野 道
相変らず品川で婦人科クリニックをやっておりますが、妊産婦のメンタルヘルスの仕事が忙しくなっております。
相良 洋子
元気にやっております。
篠原 隆
昨年、健康をややとりもどしました。とたんに 科学大学の仕事がどっと増えました。
鈴木 幹夫
埼玉県さいたま市で地域精神科医療と共に、精神保健行政関連の仕事も行ってすごしています。
関場 秀高
クレプトマニア(窃盗症)専門医として、まだしばらくは現役で活動を続けるつもりです。
竹村 道夫
今年に入り、当院の近くにメンタルクリニックが2軒新規開院しました。脅威です・・・。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
坪倉 正明
ネパール地震・災害教育を続けております。
中谷 三保子
開業して丸10年経ちました。日々悪戦苦闘していますが、毎日の様に色々と勉強させてもらい楽しく過ごしています。
野口 昌孝
毎々ご連絡有難うございます。
花塚 一弥
万年副院長として地域医療にまみれています。
日野 俊明
あい変らず週3日の診療を続けています。
山にも時々登っています。
広瀬 徹也
今年度で大学を定年退職し、神宮前での分析実践を中心に生活します。
藤山 直樹
医)渕野会淵野病院 院長として多忙な毎日です。
渕野 和子
(公社)日本精神神経学会 理事
(公社)日本精神科病院協会 常務理事
(医)渕野会 理事長
渕野 勝弘
原発事故の被災地である福島県南相馬市で、クリニックを開業いたしました。
堀 有伸
現在、私が経営している病院は、計(925床)ですが、回復期リハビリテーションとサイバーナイフ(癌先端放射線治療)を主軸に運営しております。サイバーナイフの患者様は、最近外国人の自費の方が増えて来ました。
村田 憲一
要介護4の母の介護と仕事で毎日バタバタしております。
服部 峰子
【新入職員紹介】
自己紹介
後期研修医 屋比久 次郎

新入医局員 後期研修1年目の屋比久 次郎と申します
私の苗字は沖縄の名前ですが、沖縄のことはあまりわかりません。父親が沖縄出身で私自身は千葉県の鎌ヶ谷市というところでほとんど育ちました。
文系の大学出て、会社員を経て直近の前職は人工透析クリニックで技士をしておりました。本当は医学部を目指していたのですが、合格せず、また家族もいるので仕事をしないわけにもいかないので臨床工学技士の資格をとり働いていました。しかし医師をあきらめきれずに再度チャレンジし医師となりました。医師となったのは43歳です
私が精神科医を志した理由は2つあります。年齢的に向いているのではないかと思ったことと、母が統合失調症でともに暮らして苦労した経験があるからです。
能力的にも体力的にも限界が見えており、後方から追いかけているような状況ですが何とかみなさんに後れを取らぬよう精進していきたいと思っております。みなさんどうぞよろしきお願い致します。
自己紹介
後期研修医 江村 康

2018年4月に入局をさせて頂きました後期研修医1年目の江村康(えむらやすし)と申します。私は帝京大学医学部を卒業し、初期研修の2年間も帝京大学附属病院で研修を行いました。父が精神科医であり、内科にも興味はありましたが精神科での後期研修を始めさせて頂くこととなりました。私は北海道根室市の出身であり、多くの自然に囲まれ幼少期を過ごしました。根室市は漁業を中心産業とした小さな町であります。中学・高校時代は札幌市で過ごし、その後は東京での生活を送っております。趣味は旅行であり、 国 内・国外含め暖かい地域を旅することが気分転換になっております。
精神医学についてはまだまだ素人同然の未熟ものでありますが、素晴らしい先生方に日々良いご指導を頂いております。病棟では毎日チームカンファレンスが行われており、研修の助けとなっております。医局はいつも温かい雰囲気で、恵まれた環境であると感じております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
「はじめまして」
後期研修医 狩野 悦生

2018年4月に入局させていただきました、後期研修医の狩野 悦生と申します。
私は聖マリアンナ医科大学を2016年に卒業し、帝京大学医学部附属病院で2年間初期研修をしました。
学生時代や初期研修医になりたての頃は、将来の進路を漠然と「内科かな?」と考えていました。しかし、初期研修を経験し様々な科をローテーションしていくにつれ、手前味噌ですが、「精神科が自分に一番合っているのではないか?」と思い、精神科医になることを決めました。しかし、精神科で主治医として患者さんを持ち、実際に臨床をすると、上手くいかないことの方が多く、悩みに沢山ぶつかっています。精神科の世界は決して甘くはなく、奥が深いことに気付かされました。指導医の先生方や先輩からはよく、精神科医には「人生経験」が必要と言われています。精神科臨床を続ける中で、その意味がやっと少しわかってきたぐらいのところなのかな?と自分自身では思います。人間として自分の足りないところを患者さんから学ぶことも沢山あります。一人前の精神科医になるための鍛錬を続ける中で、患者さんを助けることは勿論ですが、自分自身の人間としての成長もしていきたいと目標に掲げ、頑張っていこうと思っております。
堅い話ばかりになってしまいました。私は大学時代に管弦楽団に所属しており、「ヴィオラ」というヴァイオリンの兄弟の様な楽器をやっております。ヴィオラの音色はヴァイオリンに比べ、「渋く、甘く、優しく」とても大好きです。いつか皆様の前で演奏できる機会があればいいなと思っております。
長くなりましたが、今後ともご指導、ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
初めまして
医局秘書 安心院由布子
このたび、10月より医局秘書として週2日勤務しております。安心院由布子と申します。
医療関係の仕事は初めてですが、今までの事務経験を生かして精一杯務めたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
精神神経科学講座(板橋)メンバー (平成30年11月現在)
常勤医
(19名)
| 主任教授・診療科長・デイケア担当 | 池淵 惠美 |
| 教授・病棟医長 | 林 直樹 |
|
教授・病棟副医長・教務担当 緩和ケア担当 |
栃木 衛 |
| 病院教授 | 伊東 ゆたか |
| 病院准教授・医局長 | 赤羽 晃寿 |
| 講師・外来医長 | 渡邊 由香子 |
| 助教 | 金井 理恵 |
| 助教(ER出向) | 松村 謙一 |
| 助教 | 初瀬 記史 |
| 助教 | 金田 渉 |
| 臨床助手 | 押久保 岳 |
| 臨床助手 | 矢倉 朱緒 |
| 後期研修医・大学院生 | 井川 春樹 |
| 後期研修医・大学院生 | 佐藤 研一 |
| 後期研修医 | 中込 翔 |
| 後期研修医 | 森岡 久雄 |
| 後期研修医 | 屋比久次郎 |
| 後期研修医 | 江村 康 |
| 後期研修医 | 狩野 悦生 |
常勤職員
| 臨床心理士 | 海野 有希 |
| 作業療法士 |
納戸 昌子、吉田 久恵 條川 佐和(リハビリ科所属) |
| 精神保健福祉士 | 斎藤 法子、鉢呂 有香莉、中西 莉璃 |
| 病棟薬剤師 | 御澤 勝将 |
| 池淵教授秘書 | 安永 敦子 |
非常勤職員
| 客員教授 | 安西 信雄、鈴木 幹夫、非常勤講師 |
| 非常勤医師 |
青木 浩子、市川 郁夫、徳永 太郎、 伊藤 令、遠藤 眞実、漆原 貴子、 汐月 治実、坪倉 正明、利田周太、 永嶋 弘道、秦 孝憲、三宅 浩司、 山口 大介、渡邊公聡 |
| 臨床心理士 | 竹内 あかり |
| 医局秘書 | 河野 由妃、安心院由布子 |
編集後記
同門の諸先生・諸先輩方におかれましては、御健勝のこととお慶び申し上げます毎年のこととなり、自分なりの近況を書くのかどうかも考えてしまいました。余計なですが…。本年は2年ぶりに帝京大学精神神経科同門会が開催となり、多くの先生方に久々にお会いするのを楽しみにしております。
昨年度に関しては、本年2月に同門会会報をホームページにアップいたしましたので、確認して頂ければ幸いです。また、今年度も新入医局員紹介を中心に同門会会報ホ―ムページを作成しました。
昨年の風祭先生に続き、本年5月に松下 昌雄先生が亡くなり、ご冥福をお祈り申し上げます。編集委員の小生も在りし日に学生時代の心理学で習ったことを思い出します。
なお、配布・郵送した会員名簿につきましては、正確を期すように心がけておりますが、転居、勤務先変更、誤記、乱雑等がございましたら、医局、同門会まで御一報下さいますように宜しくお願い致します。また、人事往来、記事などがありましたら、当教室まで御一報頂ければ幸いです。
毎年同じ文章になりますが、今後とも会員の皆様にはさらなる活発な御意見を受け賜りたく、我々一同に御指導・御支援の程を鞭撻下さるように宜しくお願い申し上げます。同門会会員、教育関連病院の皆様の御健康繁栄をお祈りし、編集後記とさせていただきます。
毎 年のことですが、同門会会報ホームページ、名簿編集の作成にあたり、秘書の安永さん、河野さんに編集の際には御手伝い頂きました。この場を借りて感謝を申し上げます。
平成30年10月30日
帝京大学医学部精神神経科学教室同門会事務局
・教室員一同/松村 謙一





